Q1:カメラを天井につけたり、外部機器設置エリアから 吊すことはできますか? |
A1:実質できません |
解説: ルール上、センサはロボットに含めると規定されています(細目[9],pp10)。 そのため、競技に使用するカメラ(*1)は、スタート時点にスタート地点 上空900mm 以内に存在する必要があります(pp2, 右上)。 スタート時にここにカメラがあったとしても、外部からこれをアーム等で 操作した場合、当然ながら操作部はロボットの一部と見なされますので、 ルール違反になります(*2)。 競技場上空からの映像を大会から提供することもありませんので、 もし、それが必要な場合、カメラを展開するためのロボットをつくり、 スタート地点に置き去りにするのが、ひとつの方法かとおもいます。 なお、この場合、カメラ部はpp8右に記載された「ロボットの本質的な部分が スタートラインを越えられないとき」(通称3分ルール)の判定対象とは しません。つまり、カメラがスタート台の上に留まったことで 競技終了にはなりませんし、カメラをちょっとスタート台からだした だけでは「本質的な部分が越えた」とは見なしません。
*1: もちろん「うちのロボットの勇姿を記録するんだっ!」という
カメラをそばまで持ってくることまでは止めませんが、誤解を招くような
(たとえば、パソコンに線がつながっているとか)行動はご遠慮下さい。
また、大会運営に影響するような持ち込み方の場合、ペナルティを
取る場合があります。 |
Q2:環境に反応するロボットは「操縦をした」とみなされてしまいますか? |
A2:環境に反応するだけなら問題ありませんが、間接的な操縦にならないように気をつけてください。 |
解説: ロボットが環境に反応することは基本的に構いませんが、競技者が意図的に環境を操作した場合は、間接的にロボットを操縦したとみなされる可能性があります。 極端な例をあげれば、環境の明るさに反応するロボットをつくって、そこに手持ちの照明で照らせば、間接的な操縦になりえます。 したがって,人為的な操作とみなされることのないよう十分に注意した設計をしてください。 |
Q3: |
A3: |
解説: |