「まきもの」を、ディップスイッチの位置で切り替えて、複数の動作をさせるためには、「まきもの」で以下のように記載します。
「まきもの」のプログラムに同梱されているサンプル「SAMPLE.B10」を例に説明します。
(bon10\Makimonoフォルダの中にあります。)「まきもの」で開いてみると、以下のように記載されています。
この「#1のじゅつ」のじゅもん以下が、ディップスイッチ「1」をONにした時に有効になるまきもの(プログラム)です。
同様に「#2のじゅつ」で始まるプログラムがディップスイッチ「2」をON、「#3のじゅつ」で始まるプログラムがディップスイッチ「3」をON、にした時に有効になるまきもの(プログラム)です。
このほか、サンプルのまきものでは、オルゴールがなるもの、逃げる、いやだ、の3つのプログラムがDIPスイッチで、指定できるようになっています。
上記と同様に「まきもの」のプログラムに同梱されているサンプル「SAMPLE.B10を例に説明します。
(bon10\Makimonoフォルダの中にあります。)
ここで、先頭にある「 ;{BONLIB} 」の記載は、まきものと同じフォルダにある「BONLIB.MAK」ファイルを呼び出し、結合して動作するための命令です。
この「BONLIB.MAK」ファイルを開いて見ると、以下のように記載されています。(ファイルの一部を引用します。)−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
;E+
#どれかな
:はじめのだん
に1111だ #にげるのじゅつ:はじめのだん
に1110だ #1のじゅつ:はじめのだん
に1101だ #2のじゅつ:はじめのだん
に1011だ #3のじゅつ:はじめのだん
に0111だ #かるがものじゅつ:はじめのだん−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
ここで、4行目以降に
「にxxxxだ #○○○○○のじゅつ:はじめのだん」
という記載がありますが、この「にxxxx」がディップスイッチの状態を表します。
つまり、以下のようになります。に1111 → ディップスイッチが、すべてOFF。 (例では、#にげるのじゅつ)
に1110 → ディップスイッチの1が、ON。 (例では、#1のじゅつ)
に1101 → ディップスイッチの2が、ON。 (例では、#2のじゅつ)
に1011 → ディップスイッチの3が、ON。 (例では、#3のじゅつ)
に0111 → ディップスイッチ「4」がON。 (例では、#かるがものじゅつ)
通常は、BONLIB.MAKと「まきもの」が、結合して動作しますから、この「BONLIB.MAK」に、使用するディップスイッチの状態(ON、OFFの組合わせ)をテキストエディタ等で記載(登録)し、「まきもの」で対応した「じゅつ」を作成し書込むことで、ディップスイッチの状態に応じて、梵天丸の動作を切替える(指定する)ことができます。
※ 4桁の数字の桁順に、1〜4のスイッチのに対応します。
→ 右から1桁目がスイッチ「1」、以降順に.4桁目(左端)がスイッチ「4」に対応。
→ 0(ゼロ)がスイッチON、1がスイッチOFFに対応。使用するディップスイッチの組み合わせを、BONLIB.MAKに記載しておけば、上記の組み合わせの他、複数のスイッチを組み合わせた指定も可能です。
(例) に1010 → ディップスイッチの、1 と 3 がON。
※ 「まきもの」を作成する時は、先頭に「;{BONLIB}」の記載を忘れないで下さい。
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